1993年-----
大学を卒業して、就職する
新天地で、サラリーマン人生を始める
仕事にやりがいを感じ、順風満帆なサラリーマン生活をする
入社時から給与天引の社内預金をしていて、2005年には500万円になっていた
2005年-----
この頃だったか、社内で「早期退職者募集」が始まった
非常に仲の良かった40代の先輩が、何人も退職していった
僕はまだ若かったため、先輩方の気持ちを察することは充分出来なかった
しかし、「漠然とした不安」が生まれたのは確かである
会社の業績次第で、いつかまた、早期退職者募集があることを感じていた
将来に備えて「資産形成」しておけば、強く生きられそうだと考えた
そこで、500万円の資金を活用し、まずは、投資信託を購入してみた、
さらに、中国株ブーム?の中、中国株から投資の世界に足を踏み入れた
その後、日本株、タイ株の取引を始めた
2006年-----
中国株の上昇が続き、資産が順調に増える
2007年-----
中国株、日本株の上昇が続く、株式投資初心者の僕は、ただ喜んでいた
2008年-----
9月のリーマンショックで株価暴落、何もすることができなかった
含み損が膨らみ、しばらく相場を見ないようになった
この頃、非常に忙しい営業所に異動になった
しかも、業績不振にもなっていたので、仕事に集中するようになった
2009年-----
営業所の業績改善を目指し、仕事に集中する
会社全体の業績は、なかなか改善せず、会社の将来への不安を感じ始める
2010年-----
営業所の業績改善を目指し、仕事に集中する
しかし、業績改善目標に届かず、無念ではあったが、異動となった
その後、仕事も忙しくなくなり、再び、株式投資に向き合っていく
2011年-----
本社に異動、スタッフとして働く
新規事業を軌道に乗せる仕事で、会議出席での案内説明も多かった
基本的に土日が休みになり、働き方の違いに驚くが、仕事は面白かった
社外の人と話す機会も増え、仕事に対する意識・認識が大きく変わった
2012年-----
新規事業を軌道に乗せる仕事に集中する
株式投資に向き合う時間も増加する
世界の好景気により、株価上昇、資産も増えてきた
2013年-----
新規事業を軌道に乗せる仕事に集中する
2014年-----
新規事業が軌道に乗り、事業を外部委託するための準備をし、その後解散となった
そして、グループ会社に出向となった
2015年-----
グループ会社で業務改善に取り組んだ
アベノミクスに乗り、日本株の構成比を高め、資産を増やした
2016年-----
グループ会社で業務改善に取り組んだ
2017年-----
グループ会社で業務改善が進んだ、そして、仕事に余裕が出てきた
この頃、資産も増えてきたので、運用の幅を広げる投資を検討し始める
米国株やFANDINNO、仮想通貨等にも資金を投入してみた
仮想通貨は、大暴騰と大暴落を経験し、いい勉強になった
2018年-----
グループ会社での業績は安定し、仕事も落ち着いていた
この頃、母親の介護をしている父親が弱っていることを知った
いつまで続くか分からないグループ会社への出向のことも気になってきた
サラリーマンを続けることについて、考えることが多くなった
住む場所を選べないこと、自分や家族の都合を優先できないこと、
見えないストレスで心身は病んでいくこと、大切なことを疎かにしてきたこと等
2019年-----
年初から、早めに退職することの可能性を検討しはじめた
これまで、漠然と考えていたことが、一気に現実味を帯びてきた
7月に本格的に検討を行い、今の資産で、10年程度は生活できることを確認する
親の介護、自分の年齢、仕事の状況等を考え、
秋の異動のタイミングである9月に、円満に自己都合退職をした
ストレスは多かったが楽しかったサラリーマン人生は、こうして終わった
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