心満たされているかどうかで、思い通りに生きているかどうかを知る

パートナーと一緒に暮らすようになって、

日常の小さな出来事に対する感度が増し、

楽しい・嬉しいと感じることが多くなった。

笑い合うことも、語り合うことも、

独身サラリーマンでは、

ほとんどが、同僚とだけだった。

             

サラリーマン時代は、一人暮らしであり、

毎日の生活は自分だけで自己完結していた。

仕事中心で毎日が過ぎ去り、小さな出来事

は、その意味することを感じることもなく、

一瞬で過ぎ去っていき、まるで無かったこと

のようだった。

            

出来事やその時々の気持ちに、

意味を感じることが生きるということで、

自分の意識を形作る大切なことに思える。

今日の出来事を話し合い、

自分の気持ちを感じることで、

その出来事が起こった意味を理解する。

小さな出来事にも意味があり、

その意味を理解する瞬間、瞬間が、

自分の意識に刻まれ、新しい意識をつくる。

              

忙しく仕事中心で生きていた時は、

精神の活動に気を配ることも出来ず、

自分の意識を知ろうとも思わなかった。

「漠然とした不安」や

「恐れに支配されたシステム」に

自由な精神の活動が抑えられていたのだ。

          

退職して、初めて気づくことも多い。

仕事以外のことを考える精神の活動が、

固まっていた僕の心を解きほぐしてくれた。

「思い通りに生きたい」のは、

満たされて当然である心が、

「ずっと満たされていなかった」

ということだったのだ。

 

これからは、

小さな出来事の意味を感じて生きたい。

自分の意識をもっと意識して生きたい。

自分の心や意識の変化が楽しみでもある。

心が満たされている今、

僕は思い通りに生きているのだ(笑)

               

本日もお読み頂きありがとうございます。