意識して退職するまで約15年、決意が固まったのが49歳の時だった。

僕が早期退職を意識し始め、退職する

までの約15年間は、簡単に説明すると、

以下のようになります(笑)

 

遡れば、35歳の時、会社でリストラが

始まり、僕も将来の事を意識し始める。

この時から、いつ会社を辞めてもいい

ように資産形成をし始める。

      

それから、時は過ぎ、49歳になった頃、

自分がやりたいことが出来ていないこと

に気づき、このまま肩書きや収入の安定

を優先した生き方をしたまま、後悔して

死ぬのは嫌だと強く感じるようになった。

          

49歳の1月から早期退職を本格的に検討、

現在の資産で10年程度は生活することは

可能だという結論に達する。

これから実家の両親の介護もあり、

やがて、実家の近くに居る必要があると

考え、「いつ退職するか」を検討し始めた。

                

7月に実家に帰省して、両親の状況を確認、

近いうちに助けが必要になると考え、

退職することを決意、秋の定期異動の時期

に合わせてスムーズに退職できるように、

8月上旬に上司に退職することを報告した。

          

会社では人手不足も進んでいて、

退職後の後任の人選がなかなか進まず、

会社から「退職を遅らせないか」

「グループ会社で働いたらどうか」

と言われたが、9月末で退職する意思が

強いことを訴え、納得してもらった。

      

ギリギリで後任者が決まり、安堵した。

しっかりと引継ぎを行い、今後の業務に

支障が起こらないように全力を尽した。

退職届が受理され、最終出勤日、退職日

が決まると、思い残すことのないように、

最後の仕事に取組んだ。

        

最終出勤日、いつものように勤務して、

お世話になった皆様へ挨拶、遠方の方

にはメールで挨拶をして、26年6ヶ月の

サラリーマン人生は終った。

        

まだ、ほんの数ヶ月前までは、

東北で働いていて、退職していなかったら、

雪国の冬の暮らしがあったのだ(笑)

もう、雪国で暮らすことはないだろう。

35歳の時から抱き始めた思いが、

早期退職につながったと思うと感慨深い。

これからどうなるかは、

今の思いにかかってるということだ。

やるしかない!

と思うようになった。

行けるとこまでいく!

と考えるようになった。

今は、強い思いで生きるのみです(笑)

      

本日もお読み頂きありがとうございます。