僕が今まで感じていた不安とはなんだろう?
サラリーマン時代に感じていたのは、
評価が下がる不安(収入・地位)
降格させられる不安(収入・地位)
リストラされる不安(生活・収入)
いつか職場で倒れる不安(健康状態)
会社が吸収合併される不安(生活)
であり、他人や会社によって決定され、
自分ではコントロールできないことにも
大きな不安を感じていたのだ。
会社を辞めた今、不安に感じるのは、
生きていけるかどうかの不安(生死)
普通に生活できるかどうかの不安(生活)
がメインになり、サラリーマン時代に
抱いていた他者がもたらす不安は無くなり、
自分で考える不安があるだけになった。
人間の一番強い感情は「恐れ」であると
言われているが、サラリーマンは恐怖に
よって支配された人間関係の中で働き、
不安を抱えながら生きなければならない。
恐れの感情を利用したシステムにより、
恐れの感情が極限化することもあった。
「恐れ」から、物事を判断して選択する。
そして、不安な毎日が続いていくのだ。
だから、僕のようなサラリーマンには、
ゆっくり気が休まる暇が無かったのだ。
退職して、そのシステムから抜け出れば、
一時的には解放された気分になるだろう。
今の僕は、そんな気分だ(笑)
社会の中で、無職で、生死と生活の不安
を抱いて生きるのも簡単ではないだろう。
社会にも同じシステムはあるだろう。
恐れの感情で他者にコントロールされない
安心な世界は、何処かにあるのだろうか?
本日もお読み頂きありがとうございます。